DJI

FLYCART 100

山へ、現場へ、運んでいます

カタログの数字ではなく、実際に飛ばして確かめた記録をまとめました。

活動記録

飛ばして、確かめて、
また飛ばす

2026年の3つの現場から。運べるかどうかは、実際に運んでみないと分かりません。

  • 約40kgの荷を吊り下げて山肌を越えるFLYCART 100

    山小屋へ物資を届ける

    南アルプス・広河原から白根御池小屋へ。標高差約720mの登山道の上を、約40kgを吊り下げて越えます。
    実施レポートを読む

  • 韮崎滑空場に設定した検証ルートの平面図

    飛行データをAIで読み解く

    飛行後に残るログは、すべてAIにかけて分析します。積載や飛ばし方による機体の挙動、電池の消耗の傾向を数字で押さえ、次の便の計画に反映しています。
    分析の実例を見る

  • 自動荷降ろし中の操縦画面。ケーブル巻き取りと着地の状態が表示されている

    人が触れずに荷を降ろす

    離陸から自動降下、着地の検知、フック解放、巻き上げ、自動帰還まで。一連の動作が人の操作なしで完了することを確認しました。

FLYCART 100 は、最大60kgの荷を吊り下げ、30mのウインチで降ろせる輸送用のドローンです。 着陸できない斜面や、車が入れない山道の先へ、人が担いで登っていた荷を空から届けられます。

ただし、性能表の数字がそのまま現場で出るわけではありません。 荷が重いほど電池は減り、平地よりも上昇のほうが電力を食います。 気温、標高、風、荷の形。条件が変われば飛べる時間も変わります。 私たちは2026年、山岳と平地の両方で実際に飛ばし、 どの条件で何分飛べるのかを一便ずつ記録してきました。 下の断面図は、実際に運んだ登山道の勾配です。

広河原から白根御池小屋までの上りルートの飛行高度プロファイル。水平約2kmで標高差約720mを登る
広河原から白根御池小屋までの上りルート。水平約2kmで約720mを登る。
広河原の発着場に置かれたFLYCART 100と、小分けされた荷
荷は1便あたり40kg前後に小分けする。ここから先は車が入れない。
40.2kgの荷を吊った状態の操縦画面。フック荷重と繰り出し長が表示されている
操縦画面には吊り荷の重量とケーブルの繰り出し長が出る。この便はフック荷重40.2kg。
これまでの実施内容を見る
2026.06.19 南アルプス・広河原白根御池小屋への物資輸送。標高差約720 m・水平約2 kmを、約40 kg × 3 便で計約120 kg。1便あたり往復約10分
2026.07.09 韮崎滑空場2機による積載検証。片道1,187mの周回ルートで積載を段階的に変え、14サイクルの電池消費を計測
2026.08.07 韮崎・双葉自動荷降ろしの実証。2機運用で反復試験を行い、拠点間輸送ルート(約1,747m)も設定
分かったこと電力を大きく左右するのは積載量よりも上昇。平地の周回より、山岳の上りのほうが同じ荷でも消費が大きい
運用体制送信機2台・支援車に発電機と充電器を積載。便ごとにバッテリーを交換し、残量に余裕を持たせて運航

※ 記載の数値は当日の飛行記録および操作画面録画の読み取りに基づく概算値です。天候・気温・標高・荷の形状により変動します。

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