
FLYCART 100
山へ、現場へ、運んでいます
カタログの数字ではなく、実際に飛ばして確かめた記録をまとめました。
活動記録
飛ばして、確かめて、
また飛ばす
2026年の3つの現場から。運べるかどうかは、実際に運んでみないと分かりません。
FLYCART 100 は、最大60kgの荷を吊り下げ、30mのウインチで降ろせる輸送用のドローンです。 着陸できない斜面や、車が入れない山道の先へ、人が担いで登っていた荷を空から届けられます。
ただし、性能表の数字がそのまま現場で出るわけではありません。 荷が重いほど電池は減り、平地よりも上昇のほうが電力を食います。 気温、標高、風、荷の形。条件が変われば飛べる時間も変わります。 私たちは2026年、山岳と平地の両方で実際に飛ばし、 どの条件で何分飛べるのかを一便ずつ記録してきました。 下の断面図は、実際に運んだ登山道の勾配です。
これまでの実施内容を見る
| 2026.06.19 南アルプス・広河原 | 白根御池小屋への物資輸送。標高差約720 m・水平約2 kmを、約40 kg × 3 便で計約120 kg。1便あたり往復約10分 |
|---|---|
| 2026.07.09 韮崎滑空場 | 2機による積載検証。片道1,187mの周回ルートで積載を段階的に変え、14サイクルの電池消費を計測 |
| 2026.08.07 韮崎・双葉 | 自動荷降ろしの実証。2機運用で反復試験を行い、拠点間輸送ルート(約1,747m)も設定 |
| 分かったこと | 電力を大きく左右するのは積載量よりも上昇。平地の周回より、山岳の上りのほうが同じ荷でも消費が大きい |
| 運用体制 | 送信機2台・支援車に発電機と充電器を積載。便ごとにバッテリーを交換し、残量に余裕を持たせて運航 |
※ 記載の数値は当日の飛行記録および操作画面録画の読み取りに基づく概算値です。天候・気温・標高・荷の形状により変動します。