活動レポート — 2026.06.19

白根御池小屋への物資輸送

標高差約720m、約2kmのルートを短時間で結ぶ

南アルプス・広河原にて、DJI FLYCART 100 による物資輸送を実施しました。

2026年6月19日、南アルプスの登山拠点・広河原から、 北岳登山道の途中に建つ白根御池小屋への、FLYCART 100 による物資輸送の実証飛行を実施しました。 上りルートは水平約2km、標高差は約720m。 人が歩いて登る急峻な樹林帯の上を、機体はウインチで荷を吊り下げたまま越えていきます。

当日は送信機2台体制で、物資輸送3便を含む飛行も実施しました。 運んだのは約40kg×3便・計約120kg。 1便あたり往復約10分の飛行で小屋へ届けています。 上りと下りで別ルートを設定して対向リスクを抑え、便ごとにバッテリーを交換して残量に余裕を持たせる—— 有人機の運航で培ってきた安全基準を、そのままドローン運用に落とし込んでいます。

広河原の発着場に置かれたFLYCART 100と、フレコンバッグに小分けされた荷
広河原の発着場。荷は1便あたり40kg前後にフレコンバッグへ小分けし、機体の脇に並べておく。
約40kgの荷を吊り下げて山肌を越えるFLYCART 100
約40kgを吊り下げ、標高差約720mを一気に駆け上がる。
白根御池小屋の上空に到着し、荷を吊り下げたままホバリングする機体
御池小屋上空に到着。周囲の安全を確かめながら荷降ろしの作業へ移行。
白根御池小屋の前に着陸したFLYCART 100
荷降ろしを終えた機体と白根御池小屋。実荷便の往復飛行は約10分。
当日の飛行データを見る
実施日2026年6月19日
場所広河原(南アルプス・標高約1,520m)→ 白根御池小屋(標高2,238m)
機体DJI FLYCART 100(送信機2台運用)
輸送方式ウインチ吊り下げ/上り・下り別ルート/便ごとにバッテリー交換
実運搬量約 120 kg(約 40 kg × 3 便)
往復飛行時間約 10 分(実荷便・1便あたり)
上りルート水平約 2 km・標高差約 720 m
当日の飛行物資輸送 3 便を含む飛行を実施

※ 記載の数値は当日の飛行記録および操作画面録画の読み取りに基づく概算値です。

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